1/12/2025

夢の一貫性

 夢と言うのは毎日ランダムな内容の話を
その日の状況次第で見るものだと思っていたが、
夢にはかなり、あるいは全てに一貫性があるように思える。

昨日見た夢だが、ずっと以前に見た夢に似ていると思った。
夢の中で誰か、とても懐かしい人に会う
それは一瞬の出来事だった
「ねえ君の電話番号教えて・・・」と言う間もなく
何処かに行ってしまった。
「そうだ、あいつが知ってるはずだ」と思って
スマホを取り出して電話をかけようとするが
どうにも画面がはっきりしない
どう操作していいのかわからない
それで電話番号をしってるはずのやつを探すことにした。
そいつは見つかるが電話番号は知らないと言う。
ああ、どうしてあの時聞かなかったんだろうと悔やむ。

・・・という夢は前にも見た。
見たどころか何度も見ている。
パターンが全く同じだ。

それから電車に乗る。
乗るが電車は行き先が違う。
別の電車に乗ろうとして他のホームに行こうと思う。
だけど別なホームはものすごく遠くにある。
やっとそこにたどり着いても入口がわからない。
人が降りて来るところがあったのでそこに行くが
切符売り場も改札も無い。
しかし人々はどんどん降りて来る。
構わず行くとホームがある。
ホームに来た電車に乗ると全く方向が違う。
全然知らない路線を知らない所に向かって走っている。
次の駅で
降りて戻ろうと思うが、戻るためのホームがわからない。
長い階段を登ってホールのような場所にでる。
下に降りる階段が何か所かある。
検討をつけて階段を降りる
下は広場になっていてホームは無い
ホームを探して歩くと本屋がある
本屋に入ると面白そうな本が置いてある
大きな写真集や古本だ
それを眺めながら歩く
本屋にドアーがあったのでそこから外に出る
外は渋谷か青山のあたりらしい
大きな通りが坂を下っている
その先を見ると渋谷のようなビルが建ち並んでいる
あそこまで行けばなんとかなるだろうと思う。
坂を降りて行くと住宅街だ
住宅街を抜けるように降りて行く
遠くにまださっきのビル街が見えている
全然近くにならない
とても疲れる

・・・
このパターンも何度も見たような気がする
街も、遠くに見えるビル街も前に見たように思う。

ひょっとするときちんと出来た夢の世界を回っているだけ
なのかもしれない。