街を歩いてて張り出し窓のある家を見ると
ずっと以前にその家に住んでいたような気がすることがある。
そんな家に住んだはずはないのだけど。
子供の頃にその窓から外を眺めていた記憶がある。
日本だったのか・・・
記憶では日本ではなかったような気がする
親の顔は思い出せない
でもほんとの私の親ではないように思う。
その窓の内側に座って外を眺めていた。
部屋の様子も覚えている。
部屋は小奇麗でまるで映画の外国のクリスマスの夜の部屋
のような感じだ。
それにとても懐かしく感じる。
Edward Hopperの絵はあんまり好きじゃない
でも家にはあの夜のコヒーショップの絵を飾っている。
私の趣味じゃない。
しかしEdward Hopperの絵で一つ気になる絵がある。
あるいはこれと似たようなガソリンスタンドかもしれない
だけどこの夕方のガソリンスタンドには懐かしさがある
横浜横須賀道路を走っていると、途中で何かの設備のための
小屋だろうか、がある。
夕方にそこを通るとこの絵を見た時のような感じになる
小屋には電気は点いていない。
でも街灯の灯りで小屋が照らされている
そこ通るのは一瞬だ
でもその一瞬にいつかのどこかの景色が思い出される