12/30/2024

FETトランジスタ

 明日で今年も終わるとテレビで言ってます。
今年テレビが言った数少ない真実の一つです。

今年もここのバカげたブログを読んで(あるいは訪れて)くれている人が
数人いるのは知っています。
その人達がいるからここに書き込む元気というか使命感が少し沸きます。
ほんとは「どうでもいい」とか言ってるくせに。

私は最初に就職した会社から電子技術者として、あるいはその振りをして
仕事をしてきましたが、元々は化学が専攻でした。
その化学の研究室に居た実験助手の先生(神崎先生)が私の本当の
先生でした。研究室の教授は松本先生という先生でしたが。
その神崎先生が私に電子回路を教えてくれました。
化学が専攻なのにです。
というのも私の研究が「溶融塩における酸素イオン」の研究だったからです。
それに使う電子回路は自分で作れということです。

だから化学のことはあまり覚えていないのに電子回路のことはしっかり
覚えていました。
神崎先生とは実験室でギターとリコーダのセッションをしたりして教授に
注意されたりしましたでもその後何度かやりました。
卒業の時、私は化学関係の会社は行きたくなかった。
それで神崎先生の知り合いの小さなオーディオ会社に行くことにした。
そのことを神崎先生は後々まで気にされていたようで、
教授にも怒られたそうです。
でも私はそれで良かったと思ってました。
だから後になって神崎先生にお礼を言いました。

それで結局コンピュータやビデオ処理の機械を自分一人で
作れるようになりました。
そのままずっと来たわけです。
先日(2週間くらい前)ふと思って、
「お前は電子回路基礎の基礎を知らないだろう!?」
ということに気が付きました。
そこを飛ばして回路設計から入っているから。

それで、全ての部品や測定器を全部処分したのに、
もう一度それをやろうと決めました。
抵抗やダイオード、コンデンサー、TTL、アナログIC、
トランジスタその他を買いました。
オシロスコープも買いました。

それで何から始めたかというと
トランジスタの基本的な特性を調べ始めました。
FETも調べました。
私の知ってたFETはジャンクション型のものでしたが、
今はMOS型が主流なようで、
使い方が非常にわかりやすくなっています。
その特性を調べたらいろいろな用途がありそうです。
ちょっと面白い


12/27/2024

年末

 今日は前妻が手術入院から退院するので病院に迎えに行った。
車検中なので代車に乗って一度前の家まで行って、
そこで彼女の車(身障者マークが付いている)に乗り換えて
病院に向かった。
病院は超混雑で駐車場にはいるまでにずいぶんかかってしまった。
でも無事退院でき、家まで送り届けた。
それから車検に出ている自分の車を取りに行った。

その代車だけれど、MINIの一番新しい車種でまだ600キロ
しか走っていない。新車ということもあり緊張して運転した。
新しいMINIは大きな丸いディスプレーで使い方が全くわからない。
ディーラーの担当者が車に案内してくれたけれど、担当者も
「いや、私もまだよくわからないんですよね」だと。
それでよく高齢者に貸し出すなあと思った。
だいたいサイドブレーキが無いというのは非常に不安になる。
それが一番のストレスだった。
しかし最終的に車を返すころにはだいたいわかった。
だけどあれには乗りたくない。

自分の車を取りにみなとみらいのMINIに行った。
そこまではその新車だ。
返す前に途中でガソリンを入れにガソリンスタンドに入った。
そこでガソリンタンクを開けるスイッチがわからない。
どこにも無い。
そういう車は初めてだったからちょっと戸惑った。
しかし思った、これは「開ければ開く」と直感した。
ジジイにしてはすごい直観だ。
てがかりの何もない給油口を押した。
パカッと開いた。
キーを持っていればいいのだ。
まあ、そんなもんだろう。
しかしそこで思った。
「これハイオクだよね?」と
しかたなくディーラーに電話した。
担当者は「えーーーと、ちょっと待ってください」と
「ちょっとわからない、給油口の蓋の裏に書いてあると思いますが」だと。
いいのかそれで?
ハイオクだったので入れた。

それで無事返して、自分の車で帰った。
やはり自分の車は落ち着く。
それに乗ってわかったのだが、私の車の方が新車よりも加速がいい。
高速に乗った時にはっきりわかった。
整備が良かったのかもしれないが、以前よりずっと調子がいい。
ディーラーはあの新車を代車に貸したのは逆効果だったね。
新車は格好いいし全部電子制御でピカピカしてる。
でも今までの車の方がずっといい。
それがわかった。








12/22/2024

ノイズ

 「ノイズ音楽」って言ってしまうとまた違うのだけど、
「ノイズ」を演奏?するパフォーマンスというのがある。
私の従弟もそれで世界的に有名だったりするのだけど、
彼は電波を使ったノイズを作っている。

そういうこともあるのだけど、
彼らは「音楽」であることを避けようとしている
というか嫌っている節がある。
それは私の見解なだけなのかもしれないけれど、
ひょっとするとノイズも音楽だと言っているのかもしれない

彼らはシンセサイザーでその音を作るということはしない。
たぶん同じ音は作れると私は思うけれど。
ブリキの缶やバネを使った、いわばアコースティックノイズ
をやっている人も大勢いる
その多くを聴いてみたけれど、いずれもエコーやリバーブを
多用してる。でっもそれは邪道だと思う。
どんな音でもエコーやリバーブを掛けるとそれっぽく聞こえる。
ドローン・シンセサイザーもそれだ。
なんかそれっぽい音を延々とやっている。
それも邪道だ

思うに音楽でない音楽をやろうと言うのなら
1.音階が無い
2.音の変化は倍音あるいは整数倍ではない
3.メロディー(旋律)が無い
4.リズムが無い
5.和音が無い
5.次の音を予測できない
くらいの制約は欲しい
逆に言えばこのうち1つでもあれば音楽らしく聞こえる。

たぶん12音技法を発明した人も最初はそんな感じだったんじゃないだろうか?
だけど12音って言っちゃってるから今ではもう正しいクラシック音楽だ。


12/18/2024

1981年

 さっきYouTubeを流していたらS&Gのセントラルパークコンサートが流れていた。
あれは1981年のことだったんだな。
あのコンサートのライブを出張先のホテルのテレビで見た。
だからひょっとすると1982年だったかもしれない。
1981年は札幌から東京に帰った年だ。3月だった。ん?2月か?
セントラルパークは9月だった。
出張は年末だったのかな?
その頃まではまだまともだった。
それ以降だなおかしくなってきたのは。
怖いから思い出すのはやめよう。

1981年というと生まれてから31年しか経ってなかったんだ。
そしてひょっとすると2030年まで生きてしまうかもしれない。
この”2030”というのはすごく未来っぽい。
というか信じられない数字だ。
いや、2025だってすごい数字だ。
In the year 2525みたいなもんだ。
この数字になっても世界ではまだ戦争をしている。
スイスでは核シェルターの修復をするとか言ってる。
もうやめようって言わなかったけ?
言ってない?
I dreamed I saw a mighty room
The room was filled with men
And the paper they were signing said
They'd never fight again
奇妙な夢?

いまだに「核を使用するかもしれない」とか言ってる。
バカじゃないの?
救いようが無い

ああ、スイスだって核シェルターに入って
直接の攻撃には耐えるかもしれないけど
破壊され汚染された地球にいつまで住み続けられるか
考えたら悲しくなる
私だって生き続けたいけど、
そういう状況になったら考えるだろうな
放射線でグズグズになって死ぬのはいやだ。

ああ、サクリファイスを思い出した。
家の上空をミサイルが飛んで行く
怖かったろうな

馬鹿と気違いがトップに居てはいけない。

12/10/2024

オシロスコープを買おう

 と思う。
まあ、今持っているものもあるのだけど
テスターにオシロの機能が付いたもので使いにくい。
それにこれ、いつ買ったものだろう?
もうだいぶたってると思う。
充電できないので開けてみたら充電電池がさびてた。
やすりで削って充電してみたら充電できた。
だけどこれ非常に使いにくい
なぜなら全部ボタンだから
切り替えながら操作しないといけない。
まあ、出先でチェックする時はそれでも良かった
家でそれをやってるとイライラする

オシロスコープというか昔はシンクロスコープあるいはシンクロ
と呼んでいた。
それはテクトロニクスのオシロがそういう名前だったから
テクトロなんて高くて誰も買えないのに、
みんな「シンクロ」と言っていた。

考えてみると25歳からオシロスコープを使っている
たぶん40年くらいは使っている。
会社にも在ったし家にも在った
最初はアナログオシロだった
でもサイズはテクニクスやトリオ、菊水などでも
小さめのっ物があったからそれを使っていた。
テクトロのシンクロを買ったのは中古だった
元は200万位するものを20万くらいで買った
だからずっと傍にオシロスコープがあった
今、家に無いのが不思議なくらいだ。

今、その200万のテクトロと同等あるいはそれ以上の性能の物が中国製で
数万で売られている。
それを買おうかと思っている。
今は仕事もしていないから必需品ではない
必要なのかどうかも怪しい
ちょっと作ってみたい回路があるという理由だけだ
だから私がもうじきこの世を去る時には
ゴミになる
たぶん

そのゴミを買おうかと思っている

12/09/2024

シューリアリズム

 の絵画を見よう特集を日曜美術館でやっていたので起き抜けに見ていた。
その前に「シュルレアリズム」だけれど昔は良く「シュールだねえ」
とか言ってなかった?
今でも言うのかもしれないけど。
でも「シュルレアリズム」って言っちゃうと「シュルだね」だよね?
皆そう言ってるのかなあ?
なんとなく「ファーストフード(fast food)」を「ファストフード」
って言うことになっているテレビ業界がおかしいのと
一緒のような気がする。
first にしろ fast にしろ「ふぁすと」はおかしいと思う。
日本語なんだからいいだろう、というのもおかしい。
と思う。

それでシュールの話だけど、テレビを見ていて思ったのは
この「図」が一番シュールだということ。
このエルンストの絵を前にしてみんなで説明しあっている図。


キュレータはいいとして、専門家とか素人の人達が
絵を見ながら、あーでもないこーでもないと言いあっている。
絵の具の使い方がどうした、エルンストの背景にあるものはとか
年代がどうしたとか、
それって絵画に関係あるんだろうか?
っていうかもし自分が描いた絵を絵具をはがして下地を見るような
見方をされたら怒ると思う。
「お前らが芸術だ何だ言ってるけど俺は好きで描いただけだ!」
と言うだろう。
きっとエルンストもそう思ってると思う。知らないけど。
エルンストが自分の絵画は「芸術だ!」と思っていたかどうか知らない。

展覧会に行くと私は理解している風の人がじっと絵画に見入っているけど、
絵画ってそんな風に見るものだろうか?
そんなに細かいとこまでみるものだろうか?

ちょうどあれだな、写真趣味の人がフェイスブックなどに上げている
写真に「カメラはNIKONのどうしたこうした、レンズはニッコールの何ミリ・・」
とか言ってるのに似ている。
撮った写真を見せればいいだけなのに。
カメラやレンズの紹介をすると写真が変わるのだろうか?
あるいはフェイスブックで自分の持っている楽器の説明しかしない人って
あれはどうなんだろう?
マーチンの1972年製のD-18がどうしたこうした。
D-28と比べてどうしたこうした。
それしか言わない。
それよりも演奏とか、歌うんだったら歌をあげた方がいい。
・・・と思う。

12/07/2024

訃報ばかり

 だけれど困ったものだ。
兄から叔母が亡くなったと言う連絡が来た。
95歳だったそうだ。
ピークを越えている
叔父のほうはもうずっと前に亡くなっている。
中山美穂には驚いた。
これでも結構ファンだったから。
映画やドラマは知らない。
歌の方でね。
火野正平さんは再放送を見ているけど
いまだに死んだとは思えない
もうたぶんずっとそうだろう

昨日夢で友達が出てきた
いや、まだ死んでない
何人かいた
みな親しかった友達だ
だけどひとりずつ名前を思い出せない
並んで歩いているのに
私はその一人に
「ごめん電話番号教えて」と言う
でも友達は遠くにいて聞こえない
ああ、電話番号聞きたかったなあ、と思う

夢の中では私はそんなにやな奴ではない
むしろ夢の中で現実の自分がすごくやなやつだと気づいて
焦って目が覚める
タブレットを点けてくだらないニュースを読む
しばらくは昔のことは考えないようにする
今日、訳あって昔のカセットを再生した
期せずしてもう亡くなった人の声が入っていた
私と話している
全部燃やして灰にしたい
跡形も無く
閻魔大王のところでいくら弁解しても
私はそのまま地獄に落とされるだろう



12/01/2024

漫画のこと

 突然子供の頃読んだ漫画を思い出した。
その漫画のタイトルは「勇気くん」だったと思っていたのだけど、
さっき検索したら一つだけ出てきた。
しかしこれがどうも記憶に合致しない。
作者は石ノ森正太郎。
確かにそうだった。
でもどこか記憶と一致しない。
主人公はもっと子供だったような気がする。
ある時主人公は大けがをしてしまう。
自分ではどれくらいひどいかわからない。
それで街をあるいていると皆びっくりして逃げてしまう。
おかしいと思って鏡を見ると顔の半分が無い。
そしてそこから機械が見えている。
つまり主人公はサイボーグだった。
というシーンをとてもよく覚えている。
そして自分もサイボーグだったら良かったのに、と思っていた。
小学校の4年か5年の頃だった。

その漫画が再販されていたら見たかったけれど、
再販されなかったと書かれている。
とても残念だ。