寒いと夢を見る。
私はどこかの学校の化学実験室にいた。
器具がある机の脇に普通の机がずらっと並んでいる。
私はそろそろそこを出たいと思っている。
づつろ机に座るように教授が言うので机に座ると
印刷物が配られる。
厚さ10ページくらいあるA4サイズだ。
「これからテストなのだろうか?」
私は心配になって印刷物を見るが内容が全く理解できない。
となりの男がその内容を説明しはじめる。
しかし全く理解できない。
「これがテストだったら何一つ答えられない」そう思いながら紙面を見つめる。
しかし、自分は確かもう単位は全部取ったはずだ。
しかも学校は卒業している。
「これは二度目の大学なんだ」そう気が付く。
あと3つ、午前中までは夢の断片を覚えていた。
しかし、どうしても思い出せない。
いつも同じように感じるのだが、現実世界に戻ってしまうと夢の中の
世界を忘れていまう。
忘れてしまうというよりも歯車が違うというか、スクリーンが違うというか、
そういう感じだ。
夕方になって「中野だ」と思い出した。
夢の中で中野に向かって自転車に乗っていた。
途中なにかトラブルがあった。