中学・高校とクラッシクおたくだったのだけれど、グレングールドは聴かなかった。
理由は「変な人」だということだったから。
最近クラシックをまた聞き始めた。しかしいざ聞き始めると長いのだ。
以前は平気で聞いていたチャイコフスキーの4番。長い!
この曲は好きな曲だから聞けるだろうと思ったけれど、途中放棄。
ベルリオーズの幻想もシェーラザードも何もかも長い。
それでちょっと聞くのをやめて、また今日ちょっと聞いてみた。
YouTubeでベートーヴェンのピアノ協奏曲5番を聞き始めたらやはりかったるい。
別枠にグレングールドとカレルアンチェルの映像があったので、それを聞いてみた。
たぶんグレングールドをまともに聞くのは初めてだ。
しかし驚いたことにものすごく新鮮だ。
最初から最後まで一気に聞いてしまった。
グールドはすごい。
全く違うフレーズに聞こえる。
いや、ほんとに違うんじゃないか?と思う。
特に後半から最後の盛り上がりのフレーズはどう考えても違うような気がする。
まあ、中学・高校の時の記憶だからあてにはならないけれど、
でおそれほど新鮮に聞こえた。
久しぶりにクラシックにのめり込めた。