フェイスブックでよく小野田さんのことを取り上げている人が多い。
「小野田さんは立派な軍人で・・・」だが、
コメント欄に横井さんを比較にあげる人も多い。
曰く、横井さんはただ逃げ回っていただけだ、と。
私がもし当時生きていたら当然横井さんの側だったはず。
しかもとても口にはできないくらい卑怯な方法で生き延びていたと思う。
生き延びていたのは確かだ、国や天皇の為に死ぬことはしなかったと思う。
思想や信条でじゃない、ただ卑怯だっただけだ。
だから横井さんのことを悪く言われると非常に怒りを覚える。
小野田さんがどんなに立派か知らないけれど、
横井さんだって同じだけ立派だと思う。
また、今において小野田さんは立派だったという言い方の後ろに
軍の規律を守り、国のためを尽くした。という意味があるように思える。
今の世の中がそういう方向にあるように思う。
なぜ軍の規律を守って生き延びたことが、ただ逃げ回っていたよりも
立派なのか、誰にもそんなことは言えないと思う。
横井さんがニュースの映像で両親の墓の前で泣き崩れる姿は
あれは私だ。
いやいや、私はあんなに立派じゃない。
だいたい墓参りにも行かない。
あの時間を生きてきた横井さんは立派だ。
小野田さんと同じだけ立派だ。