2/09/2018

妹というのはいつになっても妹だ。
妹が乳癌が見つかったとメールしてきた。
私は能天気だけれど妹はとても心配性だ。
メールからもそれがうかがえる。
元気づけるしかない。
幸いまだ初期のものらしい。
だから大丈夫だよ、と言った。
しかし妹が今どんな気落ちでいるか良くわかる。
とても励ましの言葉で安心するわけがない。
いつでも電話しなさい、と書いた。
手術がうまく行くのを祈るしかない。


2/07/2018

大磯




(訂正      ↓ 違う二宮だった)      
大磯はずっと昔にコマツたちと練習をした家があった。
それがどこにあったかもう忘れてしまったけれど、確か国道脇だったように思う。
道もきれいになってしまい今となっては全くわからない。


駅から広めの道をずっと降りてゆくとこの交差点に出る。
記憶とは違う場所に出た。
そこから国道?をずっと海の近くまで歩いて行った。
途中この道のすぐ近くに海が見えてた。


そうか、こんなに海は近かったんだ。と思った。
前に来た時に行けばよかった。

富士山は馬鹿みたいにきれいだった。
海も驚くほどブルーで、怖いくらいだった。
しばらく眺めていた。
風がやたらと冷たかった。

2/04/2018

未来へ



どこかでもう書いたような気もする。書いた?
札幌の本屋で1冊の本を買った。確か2000円くらいした。
高かった。未来はどうなるかみたいなことを書いた本だった。
内容は退屈な内容だった。
でも中の1ページ見開きでこの絵があった。
この絵を見て置きたくて買ってしまった。
この絵が2000円だ。
その本を先日処分した。
文字通り処分した。
でもこの絵だけはスキャンしてとっておいた。

この絵が好きだ。
どこか遠い未来にいて、静かにこの景色を見ている気分になる。
この絵のような世界がもしできるとしたら、
ものすごく遠い未来だろう。
100年やそこらでは世界はそれほど変わらないということは
いままでのSFや映画でわかっている。
だからこんな景色はずっとずっと遠い未来の景色なんだろうと思う。

ここでかがんで眺めている人は自分のような気もする。
あるいは遠い未来の自分の末裔か。
後ろ姿に見覚えがあるような気がする。

もしも遠い未来、この世界のような未来にこれを読んでいる人がいたら、
君は私だ。