3/20/2014

ハーモニー ミューズ社 日本楽器


古いC&W誌が出てきたので眺めていた。
広告が面白い。
号によって広告も違うので見ていると当時の流行のようなものがわかる。
 
カワセ楽器店は初めて自分のギターを買ったお店だ。
Billyというギターだった。
今もあるがもうネックが曲がって弾くことができない。一度カワセに持って行って修正して
もらったが、結局だめだった。 



 
御茶ノ水の聖橋から小川町の方に降りて行って、靖国通り手前右側にハーモニーがあった。
ハーモニーにことは前にも書いたけれど、おじさんが一人でやっている小さなレコード屋だった。
お店は小さいのだがストックはすごかった。
クラッシックのレコードとフォーク、カントリーの2分野のレコードばかり置いている、ちょっと
不思議なレコード屋だった。
Doc WatsonやFolkwaysのレコードはほとんどここで買った。
 
 
ハーモニーとスペルは同じだが「ハルモニア」というレコード屋が銀座にあった。
1度か2度は行ったと思う。小川町のハーモニーをハルモニアと思っていた人もいた。


 
銀座のハンターにも何度か行った。
中古レコード屋だが、あんまりいいものが無かったような気がする。

 
 
 
そして、神保町のミューズ社だ。
ここも懐かしいお店だ。
しかしこの広告はなんて斬新なんだろう。
ただ単語が並んでいるだけだ。



渋茶のヤマハも良く通った。
ここは主に楽譜や本を探しに行った。
この広告を見るとD-28が¥220000とあるから、今とそれほどは変わらなかったみたいだ。
D-18が¥163000は安いかな。ヤマハノギターは一桁下だった。

3/13/2014

昭和の音 雨戸

今日は激しい風と雨が朝から降っていた。
布団の中からマンションの窓のカーテンの向こうの雨を見ていて思い出した。
雨戸だ。
雨戸が無い。
昔は朝になるとあちこちから雨戸を開けるバタンバタンという音が聞こえたものだ。
たいてい雨戸を開けるのは父の役目だった。
父は力いっぱい雨戸を滑らせて戸袋に入れていた。
あれは今だったら、騒音で怒られただろう。
でも当時はどこの家でもそうだった。

雨戸はいつから無くなったんだろう?
台風の時は必ず雨戸を閉めた。
そうすると家の中は昼間なのにまるで夜のような暗さになった。
戸の隙間から外の様子を覗いたりした。

スライド(幻灯機と言った)を見る時にも雨戸を閉めて部屋を暗くした。
考えてみれば便利なものだった。

長く家を空ける時も、雨戸は閉めて行ったと思う。
だから留守だということがすぐわかってしまった。
でも当時はそうしていた。

3/05/2014

「くまのプーさん」(The house at the Pooh corner)のこと

1970年頃にThe Nity Gritty Dirt Band が出したレコードUncle Charlie and his dog Teddy
の中に「プー横丁の家」という曲が入っていた。
我々のバンドでもすぐにこれをやろうということになって、バンドの持ち歌になった。

この「プー横丁の家」だが、このレコードが出た時この話を知っていた。
いや、何も無ければ絶対にこのお話を知るわけもないのだ。
自分ではそんなお話の本を買うことも無かったろうし、私の周りにもその話を知っている
ひとも居なかった。

なぜ知っていたかと言うと、高校の英語の授業で副教材として英語の先生(伊藤先生)が
毎時間ガリ版刷りしたこのお話のプリントを使っていたからだ。
その授業のことはとても良く覚えている。
一人ずつ少しずつ、このお話を読ませて翻訳させるという授業だった。
1学年終わる頃には登場人物(?)を全て覚えていたし、お話も覚えていた。

特にピグレットが壊れたたて看板(Trespassers will)を自分の祖父の名前だと思い込んでいる
シーンを覚えている。しかしこのTrespassers will be ....?何だったろう。と思う。
誰かがWikiで’PROSECUTED’と書いているが、そうだったろうか?
先生は確かTrespassers will be blameと言っていたような気がする。
その後原文でこのお話を読んだことがない。
そのうちまた読んでみたい。