3/30/2018

地球への帰還

ひとつ映画を思い出した。
たぶん12歳頃にテレビで見た。
例の奥様なんとか劇場だと思う。

筋は全く覚えていないけれど、その最後のシーンを覚えている。
どこか宇宙から地球に帰還するロケットの中。
男と女の二人が乗っている。
たぶん何かの生き残り。
地球に降りるロケットの中に立っている。
確か、床に立ったままでロケットは降下して行く。
するとロケットはその衝撃に耐えきれず、ボロボロと壊れて行く。
窓の外は輝くような光が流れている。
白黒映画だからそのシーンは強烈なコントラストだった。
最後は覚えていないけれど、
二人はロケットと共に燃え尽きてしまう。
という話だった。確か。
そのロケットの外を流れる光のシーンを思い出した。
なんという映画かは全くわからない。

3/27/2018

無から生まれるか?

宇宙は無の状態からビッグバンで生まれたとか言うけれど、
「無」が本当に何も無い状態だと規定するなら、
そこから何も生まれるわけがない。
「無」と言っているのだから、何かを生み出す可能性すら無いはずだと思う。

たぶん純粋な2次元空間みたいなものがあったのだと思う。
全く動きの無い水面をイメージしたい。
そこに小さな石を落とした時、1点から生まれた波紋が無限の広がりに
広がって行くだろう。
最初の一撃が何だったかは知らない。
その波紋が何かが存在できる確率だ。
波動関数と言ってもいいかもしれない。

2次元の1点から3次元の空間が生まれ、
それが無限に広がって行く。
たぶん物質はその波動のリップルみたいなものだろう。

そんな風に考えると「無」からこの宇宙が生まれたと言えるかもしれない。

3/17/2018

もうすぐ誕生日

どうでもいいけど、
子供の時から学校で祝ってもらったことがない。
入学式の日だから。
でもたいていは桜が咲いていて、
桜に祝ってもらっていたようなものかな。

最近の夢の特徴は、やけに現実的なこと。
それでも相変わらず学校の単位が取れないんじゃないか?
っていうテーマが出てくる。
本気で心配している。

それと会社の夢。
自分は管理職だけれど、他の社員から疎外されている。
はっきりとは言わないけれど皆私を避けている。
その疎外感は現実の会社では感じなかった。
そうなんだ。
それは感じなかっただけで、
本当は疎外されていたんだ。
そのことに夢の中で気が付いた。

この前、何だったかドラマを見た。
中村雅俊が定年になって関連会社の役職について
第二の人生を歩こうとする。
しかし、その会社では自分は邪魔であり疎外されていることに気が付く。
そのシーンを見て思わず固まってしまった。
あ、これは私だ。
と思った。
自分では良かれと思ってやっていることが
実は余計なことであり、もう古いやりかただった。
それで誰かを傷つけていた。
そういう夢を見る。

夢の中で歩く。
ひたすら歩く。
例えば四国の高松あたりにいて、横浜まで歩いて帰るとか。
山あり谷ありの道をひたすら歩く。
目が覚めて気が付くのは、その道は子供の頃遊んだ町の
とても狭いところを歩いていただけだった。
その狭い町が日本全部くらいの広さに思えた。

時々とてもきれいな景色に出会う。
雪をかぶったアルプスのような山だったり、
フィヨルドのような谷と海の景色だったり。
そこで写真を撮っておこうと思うのだけど、
カメラを持っていた試しがない。

ある時はカメラを取りに家に戻ろうとするが、
戻ろうとしたらもう全く別の土地を歩いていて、
家にも着けないし、元にも戻れない。
夢はそんなものだろう。

でも、夢がとても面白くて
また続きを見たくなる。