3/13/2016

幽霊の存在確率

寝言の続き。

仮に幽界というものがあって、現実世界と同時に存在していたとすると、
その境界には何かエネルギー障壁のようなものがあるのだろう。
その場合、境界近くの領域に居る現実世界の人間はある確率を持って
幽界にも存在しているはず。
同様に、幽界の幽霊はある確率を持って現実世界にも存在しているはず。

一種のトンネル効果として幽界の幽霊は現実世界に現れる。
我々はそれを見て驚くだろうが、彼らも我々を見て驚くはずだ。
タクシー運転手が幽霊を見ることが多いらしいが、幽霊たちも変なタクシー
に乗ったと騒いでいるはずだ。

現実世界の人間が幽界に存在する確率は波動関数の二乗で表わされるが、
幽界の幽霊が現実世界に存在する確立も波動関数で表わされるのだろうか。

だけど、幽霊というのはそういう理由で存在するような気がする。

3/08/2016

時代は変わる

子供の頃、
テレビで見る大人達は父親よりも年食った人達が多かった。
紅白に出ていた人達は自分にとって爺さんだった。

自分が社会人になった頃、
テレビで見る大人達は父親の年代の人が多かった。
紅白に出ていた人達は父親の世代の人が多かった。

自分に子供が出来た頃、
テレビで見る人達は自分と同じ世代の人が多かった。
紅白に出ていた人達に父親の世代の人が少なくなった。

子供達が社会人になった頃、
テレビに出ていた人達の一番高齢者が自分と同じくらいだった。
紅白に出ていた人達には自分の世代の人がまだいた。

自分がシニアと呼ばれるようになった時。
テレビに出ている人はまだ同世代より少し若い人がけっこう多かった。
紅白に出ている人には同世代はわずかだった。

もうすぐ、
自分達の世代はテレビから姿を消し
紅白は子供達ばかりになり、
我々の世代が終わる。