4/12/2025

パーフェクト・デイズ

 ヴィム・ヴェンダース監督のこの映画を観た。
何も起きないのがいい。
全編を通して出来事と言えるものは3つくらいしかない。
ほとんど知り合いでもない女の子から突然頬にキスされる。
トイレの壁の隙間に〇☓ゲームの紙を見つける。
前妻との再会。
それ以外はどうでもいい。
「ああ、観てしまった」感は否めない。
何だっけ前に見た洋画で同じようなのがあった。
ここにも書いた。
忘れた。
何だっけ?過去の記事を探せばわかるのだけど
面倒だ。
パリ・テキサスだって同じようなものだ。
あれは最後のところに失望した。
何も無くて良かったのに。
「ああ、観てしまった」と思った。

それでPerfect daysのその3つの出来事の内
一番良かったのは、
〇☓ゲームも良かったけれど、
一番は女の子のキスだ。
これはちょっと衝撃だった。
たぶん0.3秒くらいのシーンなんだろうけど、
思わず再生を戻して見直してしまった。
あれはいい。
その後、それについて何の続きも無いのがいい。
その一瞬で終わりだ。
あのあと何かその展開があったら台無しだったと思う。
その続きは主人公の微笑みだけだった。




4/05/2025

耳の続き

 原因と思われることがわかった。
音が小さくなると音程が高く聞こえるということは、
耳の音を感じる繊毛が老化して先端部、つまり小さな音を聴く部分
の柔軟度が落ちているのだと思う。
つまり先端が固くなっている。
だから同じ長さでも高く振動してしまう。
そういうことなんだと思う。
テンポが速くなる理由はわからない。
これは耳だけでなく、脳の方の問題だろう。

明日は誕生日だ。
何度目だ?
75回目だ。
明日からめでたく後期高齢者だ。
なんかいいことあるのか?